経営の全面に出た鄭義宣首席副会長…現代車が解決すべき4つの課題とは(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.03.26 15:35
今月22日に開かれた今回の現代自動車株主総会の最大イシューは鄭義宣(チョン・ウィソン)現代自動車グループ首席副会長の代表理事選任だった。昨年9月に首席副会長に就任して以来、現代車・モービス代表理事を兼職することになり、起亜車・現代製鉄など核心系列会社の社内理事にも登載された。鄭夢九(チョン・モング)会長がまだ退いていない状態で経営の全面に出るのは、3世経営者としては異例のことだ。財界では現代車グループの経営成果の責任を負い、未来価値を証明するのは全て鄭義宣氏の役割になったと評価する。これ以上、父親の鄭夢九氏の陰にいることはできないという意味だ。
今回の株主総会で、現代車グループは米国系行動主義ファンド「エリオット」の高配当・社外重役推薦権要求を阻んだ。昨年エリオットと議決権諮問社の反対で支配構造の改編に失敗してから1年で防御に成功したといえる。現代車は勝利したのか。専門家はエリオットとの攻防が現代車が面している現実を如実に示したと話す。鄭義宣氏が残された課題を解決することができなければ「グローバル完成車5位」現代車の未来も険しい道が予想される。