米「金剛山・開城工業団地制裁緩和、No」…文大統領の協議提案を拒否した形に
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.03.11 09:28
第2回米朝首脳会談決裂から1週間、米国政府の立場が微妙に変わっている。ドナルド・トランプ米大統領は7日(現地時間)、「金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長に)少し失望した(a little disappointed)」と話した。西海(ソヘ)・東倉里(トンチャンリ)ミサイル発射場の復旧の動きに関する記者らの質問への返答だ。トランプ大統領は前日には東倉里復旧について「事実であれば」という前提を付けて「非常に(very)失望することになるだろう」と明らかにした。7日の発言は実際に「失望した」とし、程度を高めたわけだ。
しかし、トランプ大統領は「(北朝鮮の動向を)見守る」と言う言葉で余地も残した。また、「約1年以内に皆さんに知らせる」と話した。トランプ大統領が「1年」という長期的時期を言及したのはハノイ会談の決裂後初めてのことだ。米朝会談を長期戦に持ち込むという意味を明かしたものと分析される。来年の再選レースでも北朝鮮問題を主要イシューとして継続する可能性があるということだ。AP通信なども「トランプ大統領が北朝鮮との交渉が長期化する可能性があることを示唆した」と報じた。