金正恩委員長、米国にICBM心理戦…会談決裂後
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.03.07 11:19
2回目の米朝首脳会談が決裂した後、北朝鮮平安北道の東倉里(トンチャンリ)ミサイル発射場と平壌(ピョンヤン)郊外山陰洞ミサイル研究団地で再建の動きが確認され、北朝鮮が大陸間弾道ミサイル(ICBM)を対米心理戦カードとして使用するのではという見方が出ている。
米シンクタンクの戦略国際問題研究所(CSIS)と北朝鮮分析ウェブサイト「38ノース」は5日(現地時間)、衛星写真の分析を通じて、東倉里ミサイル発射場に再建の動きが見られると明らかにした。CSISと38ノースは、閉じられていたカバーが開かれてミサイル発射台が見え、ミサイル移動構造物が再び組み立てられ、壁が設置されていると伝え、昨年廃棄の動きを見せていたミサイル発射場を北朝鮮が復旧する可能性を懸念した。韓国の国家情報院も5日、国会情報委員会の懇談会で北朝鮮が東倉里発射場の撤去施設の一部を復旧していると報告した。