中国「韓国スモッグは中国から飛来したものだという根拠は十分にあるのか」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.03.07 09:48
中国政府が6日、韓国内のスモッグの原因に対する「科学的態度」を強調した。
中国外交部の陸慷報道官はこの日の定例記者会見で文在寅(ムン・ジェイン)大統領が中国発粒子状物質低減のための韓中協議を指示したことに対し、中国政府の立場を聞く中央日報の質問に「韓国のスモッグは中国から飛来したものだというが、韓国のほうで十分な根拠があるのか分からない」と明らかにした。あわせて「最近2日間のソウルのPM2.5(微小粒子状物質)が147マイクログラム/立方メートルと観測されたという報道に注目している。北京は2日間、それほど高くなかった」と話した。韓国スモッグの中国の関連度を低くみているという意味だ。中国はこれまで韓国内の粒子状物質の最も大きな原因は韓国にあるという態度を取ってきており、この日の回答もその延長線上にあるものとみることができる。