韓国単独で「乙支太極演習」…全面戦争対応訓練は除外か
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.03.07 09:42
毎年8月に韓米の軍当局と政府が合同で実施する乙支(ウルチ)フリーダムガーディアン(UFG)演習が終了し、代わりに韓国単独の「乙支太極演習」が実施される。3-4月に実施してきたトクスリ(FE)訓練とキー・リゾルブ(KR)演習に続いてUFGも終わり、3大韓米連合軍事訓練がすべて廃止された。
政府関係者は7日、「官・民・軍が参加する新しい形の『乙支太極演習』が5月27日から30日まで4日間行われる計画」と述べた。乙支太極演習は、政府レベルで戦時・災難状況に対応する訓練の乙支演習と韓国軍単独でコンピューターシミュレーションをする指揮所演習(CPX)の太極演習を統合した訓練。
今年から始める乙支太極演習は、北朝鮮の武力攻撃を撃退する作戦遂行能力を点検するだけでなく、テロ・災難が発生した場合に被害を復旧する内容も含む。しかしキー・リゾルブ演習や乙支フリーダムガーディアン演習のように北朝鮮との全面戦争状況を仮定した訓練になるかどうかは不透明だ。専門家が懸念している点だ。