米国が発見し北朝鮮が驚いた新たな核施設の場所は「分江」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.03.05 09:24
ドナルド・トランプ米大統領が先月28日(現地時間)、米朝首脳会談の決裂後に非核化対象に指定した寧辺(ヨンビョン)核施設以外の「それ以上」は分江(プンガン)地区の地下高濃縮ウラン(HEU)施設だと会談に精通する複数の消息筋が4日に伝えた。分江地区は寧辺核施設に隣接している。トランプ大統領は当時記者会見で「我々はそれ(寧辺核施設)以上をしなければならなかった」とし、「皆さんが話したり書いたりしていないものの中に我々が発見したものがある」と公開した。トランプ大統領は「彼ら(北朝鮮側)は我々がそれを知っていたため驚いたようだった」とも明らかにした。
複数の消息筋はこれについて「首脳会談の2日目(先月28日)の会談で北朝鮮側が寧辺地区を廃棄すると言うと米国側は寧辺以外に追加核施設1カ所の追加を求めた」とし、「この1カ所が分江地区の核施設で、米国側はこれを非核化対象に含めるように要求した」と明らかにした。李容浩(イ・ヨンホ)北朝鮮外相は会談決裂後の1日深夜の記者会見で「米国は寧辺以外にもう1カ所(非核化)しなければならないと最後まで主張した」と明らかにした。この「1カ所」というのも分江地区だというのが消息筋の説明だ。