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韓国パッシングしてラブコール送った日本に北朝鮮が見せた反応

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.01.30 11:03
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安倍晋三首相が28日の施政方針演説で韓国に対して言及を全くしないまま「北朝鮮との不幸な過去を清算し、国交正常化を目指す」と述べた。安倍首相が施政方針演説で韓国との関係に言及しなかったのは2012年の再執権以降で初めてだ。

いわゆる「コリアパッシング」と呼ばれる該当演説の直後、北朝鮮も反応を示した。この日、朝鮮中央テレビのニュースの最後には教養官が登場して「日本反動どもが歴史的にわが民族を対象に敢行した反倫理的犯罪資料を見ながら、輩の罪悪を必ず断じてやる」と伝え、非難の程度を高めた。

 
また、日本の拉致問題を狙ったかのように「日帝がわが国を強制的に占領して拉致・強制連行した朝鮮青壮年の数が何と840万人余り、実に図々しいことこの上ない」とも明らかにした。

この日、安倍首相は日米同盟の強化や中国との関係改善、ロシアとの領土交渉、北朝鮮問題のほかに中東の平和やアフリカ開発支援問題まで詳しく言及した。韓国に対していかなるメッセージを出さなかったことは異例だ。

韓日両国は現在、日本の哨戒機近接威嚇飛行問題で対立している。韓国との対立構図の中で安倍首相の支持率が上昇しているというのが日本メディアの分析だ。文在寅(ムン・ジェイン)大統領も今月10日の新年会見の冒頭発言で日本に対して何の言及もしなかった。一部ではこれに対する返報ではないかとの解釈もある。

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