<危機の韓国外交、元老に問う>潘基文氏「韓日外交、歴史を前面に出せば何もできない」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.01.14 07:40
韓国の潘基文(パン・ギムン)前国連事務総長(75)は今年でちょうど外交官生活50年目になる年だと語った。頂点にも上がったが、潘氏はその分大きな挫折も経験した。
1970年2月に外交部に入ってから、金泳三(キム・ヨンサム)政府の青瓦台(チョンワデ、大統領府)外交安保首席(96年)、盧武鉉(ノ・ムヒョン)政府の大統領外交補佐官・外交通商部長官(2004~06年)を経て国連事務総長(2007~16年)を終えた。2017年初めには、一時大統領候補に出馬という“浮気“はしたものの、途中で意志を引っ込めて民間外交にカムバックした。2017年5月、延世(ヨンセ)大学アッペンツェラー館グローバル社会貢献院の名誉院長に就任して以来、半官半民の活動を行っている。国際オリンピック委員会(IOC)倫理委員長、博鰲(ボアオ)アジアフォーラム(アジア地域経済フォーラム)理事長、グローバル・グリーン成長研究所(GGGI)議長などを務めている。