チームUSA・侍ジャパン「国ポン」通して宝物を作り出した日米、韓国は…(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.01.03 15:32
プロ野球も国家代表に対する関心と熱気が絶対的であることを経験した。「偉大な挑戦」と呼ばれた2006年WBC韓日戦での相次ぐ勝利や2008年北京五輪で日本とキューバを破って金メダルを手にしたことは今の野球熱気を作った絶対的モチーフだった。
2大会が作った国民的関心を基に野球ファンが増えた。これを基に韓国野球委員会(KBO)リーグは球団数を8球団から10球団に規模を拡大した。野球好きの幼少年が増えると、「北京キッズ」と呼ばれる野球有望株が成長した。このように国家代表は野球ファンはもちろん、国民全体の関心を集めるステディーセラー商品であり、関連ビジネスを作る基盤だ。
野球代表チームブランドを定着させれば公式スポンサーをはじめ、グッズやキャラクター、中継をはじめとするコンテンツ事業もより体系的かつ長期的観点で管理運営が可能になるだろう。このような構造を作って循環させるのはリーグ事業者の役割でもある。