韓国政府の新南方政策、環インド洋全域に拡大せよ(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.12.07 13:43
韓国戦争(朝鮮戦争)以来韓国外交が4強にしがみついたのは避けられないことだった。現在進行中の韓朝米の非核・平和交渉の結果に関係なく韓半島(朝鮮半島)での戦争再発の危機はほぼなくなった。韓国が戦争抑止力を十分に備え、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)党委員長が米国の恐るべき戦略資産を現実的に評価し、核・ミサイルの代わりに経済興しに力点を置くべき国内的状況に追い込まれた結果だ。
今後の韓国外交は4強一辺倒という奇形的外交の鎖を解いて外交多角化の正常な外交空間を確保できるようになった。外交多角化の最も重要な初めての事例が東南アジア諸国連合(ASEAN)とインドを対象とした新南方政策だ。上・下半身をともに備えなければならない人体のように新北方政策の成功のためにも新南方政策は必須だ。