韓経:韓国も長短金利逆転か…強まる景気沈滞懸念
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.12.07 09:42
「R(redession、景気沈滞)の恐怖」が金融市場に広がっている。景気下降見通しで長期債券の利回りが急速に低下し、長短金利の差はグローバル金融危機当時の2008年以来10年ぶりに小さい水準になった。景気沈滞懸念による外国人投資家の売りでKOSPI(韓国総合株価指数)2100を割った。
金融投資協会によると、6日のソウル債券市場で10年物国債の利回りは0.075%低下した年1.983%となった。米国と中国の貿易戦争が始まった6月以降0.750%も下がり、3年物国債の利回り(年1.839%)との差は0.144%まで狭まった。2008年10月9日(0.140%)以来、最も小さい。長期物の利回りが短期物より低くなる金利逆転が近づいているという見方が出ている。長短金利の逆転は不況を予告する「信号」と見なされる。