韓国、「0人台合計特殊出生率時代」へ…7-9月期0.95人
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.11.28 16:10
韓国の7-9月期の合計特殊出生率が1人を切った。4-6月期に続いて2期連続だ。産声が急激に聞こえなくなり、「0人台合計特殊出生率」が固定化する様相だ。
韓国統計庁が28日に発表した「9月の人口動向」によると、今年7-9月期の合計特殊出生率は0.95人を記録した。1年前と比べて0.1人減った。合計特殊出生率は女性1人が生涯に産むと予想される子どもの数をいう。分期別の合計特殊出生率(以下、出生率)は昨年10-12月期に0.94人を記録して初めて1人を下回り、今年1-3月期に1.07人へと反騰したが、4-6月期(0.97人)から再び1人を切るようになった。
今年全体の出生率も1人に満たない見通しだ。カン・シヌク統計庁長は最近「今年の出生率は1.0未満になるものと予想される」と述べた。出生率は昨年、統計を取り始めた1970年以降、史上最低の1.05人まで落ちた。現在の人口を維持するために必要な出生率は2.1人水準だが、今や半分にも至らない水準だ。経済協力開発機構(OECD)加盟35カ国の平均1.68人を大きく下回っていることはもちろん、圧倒的な最下位だ。