【コラム】「文在寅ゴルフ」に込められた民心(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.11.20 14:25
先週、数人の友人が集まった夕食の席である友人が「文在寅(ムン・ジェイン)ゴルフ」を知っているかと尋ねた。4人一組でラウンドする場合にする賭けゴルフの最新規則という。その友人の説明はこうだ。各自10万ウォン(約1万円)ずつ出し合って集めた40万ウォンを賞金にスタートし、各ホールが終わるたびに10万ウォンを成績順に分け合う。4ホールを終えれば賞金はすべてなくなる。その後からは賞金を獲得した人から毎回賞金を集めてホールごとに分け合う方法で18ホールまで進める。
ゴルフをしない文大統領の名前を入れた賭けゴルフ、それ自体がナンセンスだ。この方式で競技をする場合、円満な進行が可能なのかも疑問だ。にもかかわらず文在寅ゴルフが酒の席で話題になるということは何を意味しているのか。ひとまず持っているお金をすべて使い果たし、その後の問題は持つ人から奪って解決すればよいというのが文在寅政権の国政哲学だと冷笑する人が増えているということではないだろうか。冗談を真剣に受け止めるわけではないが、文大統領に対する不満が社会の一部で強まっているのは事実のようだ。