正恩氏、1週間公開活動なく…今月末の露朝会談を準備?
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.10.18 13:23
北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長が、17日現在、1週間にわたって公開活動を行っていない。労働党創建日を迎えた今月10日、金日成(キム・イルソン)・金正日(キム・ジョンイル)が安置されている錦繻山(クムスサン)太陽宮殿を参拝し、同じ日に三池淵(サムジヨン)管弦楽団専用劇場として再建築された建物を視察したという便り以降、公開席上に姿を見せていない。2回目の米朝首脳会談など、慌ただしい年末の外交日程を控えて一息入れたもようだ。
金委員長が年内で最初に消化する大型外交日程はロシアのウラジーミル・プーチン大統領との首脳会談を挙げることができる。複数の外交消息筋は17日、中央日報に「今月末に金委員長がロシアを訪問するものとみられる」と伝えた。ロシアメディアの日刊紙イズベスチヤは15日(現地時間)、金委員長の訪露時点を10月末または11月初めになると展望した。ロシア政府も金委員長の年内訪露を公式に確認した。ロシア大統領府であるクレムリンのドミトリー・ペスコフ報道官は15日(現地時間)、「正確な訪問日程は外交チャネルを通じて合意する」としながら金委員長のロシア訪問を既成事実化した。