韓経:「来年の韓国の成長率さらに落ち込む」警告音続出
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.10.01 08:32
韓国経済が下降局面に進入したことを知らせる警告が相次いで出ている。今年の経済成長率が2%台に急落するのに続き、来年には潜在成長率を下回るほど落ち込むだろうという観測だ。専門家らは韓国経済が「L字形」の長期停滞の入口に差し掛かったという分析まで出ている。
現代経済研究院は30日に発表した「2019年韓国経済見通し報告書」で来年の経済成長見通しを今年の2.8%より0.2ポイント低い2.6%と提示した。韓国銀行が提示した潜在成長率の2.8~2.9%より低い数値だ。潜在成長率は生産要素を投じて物価上昇など副作用なく最大限達成できる成長率だ。経済の中長期基礎体力を意味する。現代経済研究院は「韓国の景気は昨年4-6月期をピークに始まった典型的な景気収縮局面にある」とし、来年には輸出増加傾向が鈍化して投資も減少し成長率がさらに低くなるだろうと予想する。