雇用崩壊も…青瓦台「経済体質の変化に伴う痛み」=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.09.13 08:43
韓国の青瓦台(チョンワデ、大統領府)は12日に発表された雇用指標が悪化していることに関連し、「我々の経済体質が変化するのに伴う痛みだと考える」と述べた。青瓦台の金宜謙(キム・ウィギョム)報道官はこの日午前の定例記者会見で「非常に厳しい時期を歩んでいる」とし、このように話した。ただ、金報道官は「政府は国民にさらに近づく。国民の声に耳を傾ける」と強調した。雇用指標の悪化を経済パラダイムの転換に伴う避けられない現象と見なし、主要政策基調の所得主導成長政策は継続するという意味と解釈された。
前日に韓国開発研究院(KDI)が雇用ショックについて青瓦台と異なる分析をしたことについて、金報道官は「今回の雇用動向に対する私の言葉に代えてほしい」とだけ話した。KDIは前日、「雇用状況の悪化が続いている」とし「7月の就業者数増加幅の縮小は人口構造の変化と景気状況だけでは説明しにくい程度だった」と診断した。最低賃金引き上げと勤労時間の短縮など政策的な要因が影響を及ぼしたという説明だ。