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韓国の対北朝鮮特使団の胸から消えた太極旗(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.09.05 15:28
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こうした「歓待」が今回も続くかどうかを知るのは容易でない。3月は平壌が南北関係の復元に続く米朝首脳会談という大きな流れを形成している時期だった。2月の平昌(ピョンチャン)冬季オリンピック(五輪)をきっかけに柔軟姿勢に転じた北朝鮮にとって、韓国側の特使の北朝鮮訪問はソウルとワシントンに行くことができるステップの役割をした。特使の訪朝自体だけでも世界の注目を集め、韓国国民と国際社会の期待が高まった。しかし今回は状況が大きく変わった。何よりも「完全な非核化」を約束した北朝鮮の態度が釈然としないという世論がある。6カ月前の金正恩委員長の一言に沸いた状況から、現在では合意履行の動きに観戦ポイントが移ったということだ。金正恩委員長の感情が良くない状態であることも問題に挙げられる。南北首脳会談、米朝首脳会談に出席して「完全な非核化」に言及すれば状況が良くなると考えたが、対北朝鮮制裁は相変わらずだ。世の中はそれほど甘くないことを痛感したかのように、金委員長は元山葛麻(カルマ)海岸観光地区建設現場で「強盗的な制裁封鎖」(8月17日朝鮮中央通信)と言って悔しさを表した。

青瓦台と政府の悩みは深いようだ。文在寅(ムン・ジェイン)大統領は一昨日、対北朝鮮特使に言及し、「今は韓半島の平和定着に極めて重要な時期」と述べた。任鍾ソク(イム・ジョンソク)秘書室長はフェイスブックに「重荷を背負っていく特使団を応援してほしい」というコメントを載せた。「9月に平壌で開催」に合意した文大統領と金正恩委員長間の首脳会談日程を決めることのほか、非核化など懸案が多い。特使団の気持ちも重くなるしかない。

 
特使はその国の格を反映する。こじれた北核問題と韓半島イシューを解決することに劣らず、堂々とした品位を失わない対北朝鮮接近方式が対北朝鮮特使団に必要ということだ。3月、金正恩委員長との会談の席で鄭義溶特使と4人の韓国側代表全員が頭を下げてメモに余念がない姿を見て、国民は眉をひそめた。南北関係では時には重厚長大な政策やイシューよりも、こうした場面一つが世論を大きく動かしたりする。しっぽが胴を動かす状況が生じるということだ。

かつて特使団の左胸に誇らしく付けられていた太極旗(韓国の国旗)バッジがいつからか消えてしまっているのも残念でならない。金英哲(キム・ヨンチョル)党統一戦線部長や金与正第1副部長など北側の同席者が金日成(キム・イルソン)主席・金正日総書記(北側は「肖像徽章」と呼ぶ)を依然として付けているのとは対照的だ。韓国代表が国民の目を避けて太極マークを外して競技に臨む姿だ。「北側に一人の『最高尊厳』がいるのなら、韓国には5000万人の国民全員が最高尊厳という世界がある」と叫ぶことができる堂々たる態度を文在寅政権の対北朝鮮特使団に期待することはできないだろうか。


韓国の対北朝鮮特使団の胸から消えた太極旗(1)

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