文大統領に会った慰安婦被害女性、「北朝鮮の慰安婦被害者に会いたい」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.08.15 09:24
旧日本軍による慰安婦問題を扱う映画『アイ・キャン・スピーク』の実際の主人公であり、被害生存者である李容洙(イ・ヨンス)さんは14日、文在寅(ムン・ジェイン)大統領に願いを伝えた。「北朝鮮にいる慰安婦被害者に会わせてほしい」ということだ。
李さんはこの日午後、忠南天安市(チュンナム・チョナンシ)国立望郷の丘で開かれた「日本軍慰安婦被害者をたたえる日(以下、慰安婦の日)」の初めての政府記念式で壇上に上がり感想を発表した。
自身を「歴史の生きた証人」と紹介した李さんは「27年間、雨が降ろうが雪が降ろうが日本大使館の前で真相究明と謝罪と法的賠償を要求してきた」として「そうしている間に、この前、考えもしなかった話を聞いた。政府で被害者のために追悼碑を建ててくださるというので、夢のような気がした」と話した。