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【コラム】罠にかかったJノミクス=韓国(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.07.31 11:10
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金亨錫(キム・ヒョンソク)延世大名誉教授は3・1独立運動の翌年に生まれた。来年は百寿だ。今でも執筆、講演を続け、「100歳人生」の模範を見せている。彼は哲学者より随筆家として有名だ。彼が先日出したエッセー集『百年を生きてみると』を読んだところ、ある個所に目が止まった。白黒論理の弊害に言及しているところだ。「我々の民族性のうち最も至急に直すべき短所は何だと思いますか」という質問が聴衆席から出ると、迷わずに絶対主義的な考え方を後押しする白黒論理だと答えたという。

その根源を金教授は朱子性理学に探す。形式論理に偏った朱子性理学が朝鮮王朝500年間にわたり精神的な支柱の役割をし、灰色を認めない絶対主義的な考え方が定着したということだ。現実には薄いものや濃厚なものなど限りなく幅広い灰色があるだけに完全な黒と白は存在しないが、我々の祖先は灰色を最も悪く考えてきたと、金教授は指摘する。灰色をすべて排除すれば生活の現実は捨てられ、白黒論理で争う間に人間と社会は病気になるというのが彼の主張だ。

 
文在寅(ムン・ジェイン)大統領の支持率が急落している。韓国ギャラップが先週実施した世論調査で、文大統領の支持率は就任後最も低い62%まで下がった。地方選挙の圧勝後に79%まで上がったが、1カ月半の間に17ポイントも落ちたのだ。特に20代の支持率が平均を下回る60%に、自営業者の支持率は55%に急落した。支持率があまりにも低くても問題だが、あまりにも高いのも正常でない。30-50%台で行き来する米国や日本・フランスと比較すると62%は依然として高い。

問題は傾向だ。文大統領の支持率は6週連続で下降している。支持率の足かせとなっている最も大きな要因は経済と民生だ。ある日突然、景気が回復して雇用が増えると期待できないということに、青瓦台の本当の悩みがあるはずだ。公約を履行するといって突然、帰途の市民とビヤホールミーティングをした文大統領の行動には切迫感が感じられる。


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