「８月の韓米合同軍事演習中断」 米国防長官、日本側に伝達
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.06.15 15:42
米国のジェームズ・マティス国防長官が日本の小野寺五典防衛相と１４日夜に電話会談を行い、「８月に予定された図上の韓米軍事演習を中止する方向で調整している」という立場を伝えたと日本メディアのＮＨＫが防衛省関係者を引用して報道した。ドナルド・トランプ大統領は北朝鮮との交渉進展のために韓米演習を中止する可能性についてすでに言及した状態だ。
防衛省関係者によると、１４日夜の電話会談でマティス氏は「まず、８月に定例で予定しているコンピュータを利用した合同図上軍事訓練『乙支（ウルチ）フリーダムガーディアン（ＵＦＧ）』を中止する方向で韓国側と調整している」と小野寺氏に伝えた。
これに対し、小野寺氏は「米国と韓国が調整する問題」と答え、日本と米国の共同訓練は引き続き実施していくことを確認したことが分かった。
ＮＨＫは「防衛省は、これまで米韓合同軍事演習は地域の平和と安定を確保するうえで重要な柱だと位置づけており、（韓米演習が）中止になった場合の影響を分析することにしている」と伝えた。