韓経:【コラム】韓国経済はなぜこの有り様なのか
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.05.10 13:13
「革新成長」1年だ。「所得主導成長」という政策基調に首をかしげていたのでまだ幸いだと考えた。だが正体不明の所得主導成長と革新成長が調和するだろうか。大統領就任1年の経済過失は落第点だ。
革新は規制廃止から始まる。新政権が発足すればだれでも革新を叫び、規制撤廃を方法論として持ち出すものだ。文在寅(ムン・ジェイン)大統領だけでない。金大中(キム・デジュン)の「規制ギロチン」から盧武鉉(ノ・ムヒョン)の「規制総量制」を経て李明博(イ・ミョンバク)の「電信柱引き抜き」と朴槿恵(パク・クネ)の「爪の下のとげ」まで、表現が絶妙だっただけだ。「規制はわれわれが打ちのめす敵、がんの塊」という表現まであるからだ。