ゲアハルト・シュレーダー元ドイツ首相と恋人の韓国人キム・ソヨン氏が結婚式を挙げたと独日刊紙ビルト（Ｂｉｌｄ）などが８日（現地時間）、報じた。

具体的な結婚式の時点や場所は現在まで伝えられていない。ただし、この報道によると、シュレーダー氏とキム氏は今年１０月５日にベルリンの由緒あるホテル「Ａｄｌｏｎ」で大規模な披露宴を開くこと伝えた。

独メディアはシュレーダー氏がウラジーミル・プーチン露大統領の就任式ではめていた指輪は新しいものだと言及した。

ロシア国営石油会社「ロスネフチ」の監督理事会議長であるシュレーダー氏は、欧州の代表的な親ロシア要人で、プーチン大統領就任式の会場でも一番前の席に座っていた。

シュレーダー氏側は結婚に関連するメディアの確認要請に何の回答もしていない。

これに先立ち、シュレーダー氏とキム氏は昨年９月に熱愛説がささやかれた後、今年１月に独雑誌とのインタビューを通じて恋人関係を公式化した。続いてソウルを訪れて年内の結婚計画を発表した。

独ノルトライン＝ヴェストファーレン州の経済開発公社韓国代表部代表であるキム氏は、シュレーダー氏の通訳者役を果たしながら彼と恋人関係に発展した。

一方、最近、キム氏の前夫はシュレーダー氏に結婚破綻責任を問い、１億ウォン（約１０１２万円）の損害賠償請求訴訟を起こした。

これに対し、シュレーダー氏は結婚破綻に対しては責任はないため補償する必要がないと反論した。

キム氏も立場文を通じて「すでに私たち夫婦は、数年間、事実上の別居状態で暮らしてきて、最近は財産と子供の養育権などに対して完全に合意して離婚した」とし「良い父親としてそばにいてくれることを期待する」と述べた。