天宮は過ぎ去ったが…いまも人工衛星21基が地球に落下中(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.04.12 13:12
天文研究院宇宙危険監視センターのチョ・ソンギ博士は、「落下地域が人が住んでいない所なので人命被害はなかったが、コスモス954号の残骸の核物質は5分以上さらされれば死に至るほど危険だった」と話した。
83年1月にはソ連の偵察衛星コスモス1402号が打ち上げ失敗でコントロールを失って落下していた。ここにも小型原子炉が載せられていた。5年前のコスモス954号落下の危険を学習した世界の国は不安に震えた。韓国も当時落下に備え韓国エネルギー研究所に対策本部を設置するなど非常態勢に入った。幸いこの衛星の本体はインド洋に、原子炉は南大西洋に落下し状況は終了した。
人工宇宙物体が都心に落ちたこともある。旧ソ連の人工衛星スプートニク5号は62年に米ウィスコンシン州マニトワックの都心の真ん中に落ちた。