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金英哲氏が自己紹介で「私が『天安』沈没事件の主犯と言われている人」と述べた思惑は

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.04.03 09:17
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北朝鮮の金英哲(キム・ヨンチョル)労働党副委員長が2日、南側記者団と会って、自分のことを「南側で哨戒艦『天安』沈没事件の主犯という人が、私、金英哲」と述べた。北朝鮮の対南政策を総括する金英哲氏は、人民軍偵察総局長だった2010年に韓国の哨戒艦「天安」沈没を主導し、韓国軍将校46人の命を奪った主犯とされてきた。

金英哲氏のこの発言は、記者団が前日に南側芸術団の平壌(ピョンヤン)公演会場で北側の阻止によって現場取材ができなかったことについて謝罪する過程で出てきた。金英哲氏は「記者の方々の前で、〔都鍾煥(ト・ジョンファン)文化体育観光部〕長官の前で、私がまず北側当局を代表し、このようなことは間違っていると謝罪というか、了解を求める」と述べた。

 
金英哲氏は、この日午前10時ごろ、記者団の宿舎である高麗ホテル2階面談室に予告なくやって来て、約16分間の緊急懇談会を開いた。金英哲氏は記者団に対し「取材活動を制約して自由な撮影をできないようにしたのは間違い」としながら「昨日は我々〔金正恩(キム・ジョンウン))国務委員長をお連れする特別な行事で、身辺警護をしている方々と協同がうまくいかなかったようだ」と説明し、数回にわたり遺憾を表明した。

金英哲氏は表面的には芸術団公演の取材制限に対して謝罪したが、先に「天安」沈没の話を取り出したのは「主犯論争」を避けようとした言葉だという指摘がある。

ワンコリア研究センターのクァク・ギルソプ代表は「金英哲が自ら『天安』沈没の話を切り出すことによって『南では私についてこのように言われているが、実際は違う』というイメージを植えつけようとするもの」としながら「金英哲をわざと前に出すことによって、『天安』事件の主犯という議論を受け流していこうとする意図ではないか」とコメントした。

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