韓経:通商専門家、韓米交渉を批判「鉄鋼クオータ合意…悪い前例残した」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.03.28 10:58
通商専門家らは韓米自由貿易協定(FTA)改定と鉄鋼関税免除交渉で米国から鉄鋼関税の免除を受ける代わりにクオータ(割当量)を受けたことに対して「悪い前例を残した」として批判した。米国の輸入規制に十分な安全装置を確保できないまま自動車を譲歩したのも残念な部分と指摘された。
仁荷(インハ)大学国際通商学科のチョン・インギョ教授は27日、「韓米FTA改定交渉、どのように評価するか」を主題に韓国国際通商学会が開いた懇談会で、「鉄鋼クオータの問題点をそれほど提起しないでいるが、クオータは保護貿易手段の中でも最も良くない制度だ。クオータをいつまで守らなければならないのかも不確実だ」と話した。