「慰安婦問題がうんざりだという人々に…」80代在日韓国人監督の呼びかけ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.03.20 15:52
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映画に登場する李玉善さん。1994年当時67歳だった李さんは現在91歳だ。
17日、東京渋谷のある小劇場で旧日本軍慰安婦被害者を題材にした映画『沈黙-立ち上がる慰安婦』の上映会が開かれた。戦争と慰安婦被害者を題材にして手掛けてきた在日韓国人2世のパク・スナム監督(82)の4作目の映画だ。
この映画は彼が30年近く集めてきた慰安婦被害者の証言と活動記録を編集して製作したものだ。パク監督は2015年、韓日慰安婦合意が妥結された後、映画を作らなければならないと決心したという。彼は「被害者の声に耳を傾けず、勝手に韓日慰安婦合意を締結したことに対する怒りでこの映画を作った」と話した。