安倍首相「日本人拉致問題の解決を」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.03.14 08:57
安倍首相は13日午前、日本首相官邸で韓国の徐薫(ソ・フン)国家情報院長と面談し、「核問題、ミサイル問題、拉致問題の解決は日本の基本方針」と述べた。日本は北朝鮮と対話をする米国や韓国を動かして拉致問題の解決を図るという戦略だ。
日本人拉致者問題は過去に「政治家・安倍」を一段階アップグレードさせたテーマだ。2002年9月に当時の小泉純一郎首相が訪朝した際、安倍首相は官房副長官として随行団に含まれた。
当時、安倍官房副長官は平壌(ピョンヤン)で「拉致問題に対する金正日(キム・ジョンイル)総書記の謝罪がなければ日朝共同声明に署名せず帰国しよう」と小泉首相を説得していた。結局、2人の対話を盗聴した金正日総書記から拉致問題の謝罪を引き出したという事実が報道されて安倍首相の株価が急激に上がり、2006年に首相になった。