米国のイバンカ大統領補佐官が２５日、金与正（キム・ヨジョン）北朝鮮労働党中央委員会第１副部長が「北朝鮮のイバンカ」と呼ばれているという言葉に対し、「私は驚くべき民主主義を享受している韓国に暮らす女性たちと比較されたい」と答えた。

平昌（ピョンチャン）冬季オリンピック（五輪）閉会式に出席したイバンカ氏はこの日、米ＮＢＣのインタビューで即答を避けながらもこのように話した。「北朝鮮の姫」「実力者」と呼ばれる金与正氏との比較は不快という趣旨だ。

イバンカ氏は「私たちは北朝鮮から５０マイル（約８０キロ）しか離れていない。私たちと同盟国は韓国と共に北朝鮮に最大限の圧力を加えることが重要」と話した。

米国内の銃規制をめぐる論争についても口を開いた。イバンカ氏は「教師の武装は議論される必要がある意見」と述べた。フロリダ州銃乱射事件以降、トランプ大統領が「必要なら教師を銃で武装させるべき」と発言したことに賛成の立場を表したのだ。その一方でＮＢＣの「教師の武装が子どもを安全にすると思うか」という質問には「率直に言うとそう思わない」とし「安全をもたらすただ一つのソリューションがあるとは考えない」と答えた。