アリババ帝国夢見る馬雲、平昌でビジョン広げる(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.01.16 13:08
馬会長は韓国市場でも「デジタル領土」を急速に広げている。馬会長は来月の平昌(ピョンチャン)冬季五輪開幕式に参加する。中国企業としては10年ぶりに五輪スポンサーとなったアリババは今回の平昌五輪を通じ自社のクラウドサービスを広報する計画だ。アリババは今後2~3年以内にアマゾンとともに世界のクラウド市場の2強になると明らかにしている。
アリババはすでにKTやSKC&Cなどとパートナーシップを締結し韓国のクラウド市場にも足を踏み入れている。ある大企業IT担当役員は「競合会社より価格競争力を備えている上に、中国最大のオンラインショッピング期間である『光棍節』の際に数億件の決済を処理して技術力を認められた。当初は主に中国に進出した企業が利用していたが、いまではアマゾンやマイクロソフトを脅かすほど韓国企業の利用が増加している」と話した。