日本から取り戻した14世紀の高麗時代の仏龕
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.01.10 08:10
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純銅で製作された高麗時代の仏龕(高さ13.5センチ、幅13センチ)。(写真=国立中央博物館)
日帝強占期に日本へ流出した高麗時代(14世紀)の「仏龕(ぶつがん)」と「観音菩薩像」が韓国に戻ってきた。国立中央博物館は、若手経営者でつくる文化後援団体「国立中央博物会 若い友人たち(YFM)」が日本の古美術商から買い取った後、博物館に寄贈した高麗時代の仏龕と観音菩薩像を9日、公開した。
仏龕は木や石、鉄で作った非常に小さな規模の仏殿のことだ。携帯したり塔に奉安したりするために製作されたもので、高麗末期の仏教美術や金属工芸技術、建築様式の研究に大きく寄与するものとみられる。