【時論】故ジョンヒョンさんの死から見たK-POPの影と光(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.12.28 14:10
5人組男性アイドルグループSHINeeのリードボーカルだった故ジョンヒョンさんが先週、自ら世を去ったという便りは多くの人々を衝撃に陥れた。国内はもちろん、全世界のK-POPのファンたちから大人気を謳歌していた、何よりも今年で27歳に過ぎなかった才能のある若手音楽家が突然世を去った理由について様々な話が飛び交っている。世界に公開された彼の遺書から見たところ、故ジョンヒョンさんはうつ病と共に自身を押さえ付ける多様なプレッシャーにより、精神的に非常に大変がったものとみられる。
彼が属していたグループSHINeeは、多くのK-POPアイドルグループの中でも突出した実力で定評のある独歩的な存在だった。ダンスやパフォーマンスの難易度がとても高いにも一寸の誤差もなしにそれをやり遂げるのはもちろん、激烈なダンスを踊る中でもライブで歌う歌が揺れる場合がほとんどなかったためだ。さらに、メンバー全員がボーカルに参加しながらも派手な振りつけまで完ぺきに消化したので、ファンたちの間でSHINeeは「4人のメインボーカルと1人のサブボーカルを持つグループ」と言われるほどだった。