<韓国堤川火災>通報50分前から天井内部は燃えていた
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.12.28 10:29
21日、忠北提川市(チュンブク・チェチョンシ)で発生した複合商店街建物火災は火災通報(午後3時53分)時点より約50分前に天井内部に火が徐々に広がった後、天井があっという間に崩れ落ちて手のほどこしようもなく広がったという分析が出てきた。また、通報28分前に住民と建物関係者が火災を発見して鎮火を試みたという主張も出てきた。
消防合同調査団は「建物内部を見回した結果、事故当日午後3時53分以前にすでに天井で燃焼が進んでいたと判断される」と27日、明らかにした。調査団は建物管理であるキム氏(50)が天井パネルについていた氷を溶かす作業の過程で火種が発生し、火種が天井内部について回りながらスチロフォームなどが溶けたと推定した。
調査団関係者は「天井内部で50分間回っていた火種がある瞬間、引火性の強い物質や多量の酸素と結合して瞬間的に爆発しただろう」と説明した。