就業者増加2カ月連続30万人割れ…雇用「最強の寒波」=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.12.14 09:32
景気指標が好転しているが冷え込んだ雇用市場はなかなか改善の兆しを見せずにいる。就業者増加幅は20万人台に落ち込んだ。青年失業率は毎月苦々しい記録を続けている。「雇用政府」という韓国政府の宣言が色を失う「雇用なき成長」が続いている。こうした中、最低賃金の急激な引き上げ、非正規職の正規職転換のように雇用を増やすという政府の政策が雇用状況をさらに悪化させかねないと懸念する。
統計庁が13日に出した「11月の雇用動向」によると、先月の就業者数は2684万5000人だ。1年前より25万3000人増加した。月間就業者増加数は9月に31万4000人だったが、10月には27万9000人に増加幅が減少し、先月はこれよりもさらに減った。就業者数増加幅が2カ月連続で20万人台を記録したのは昨年12月~今年1月以降初めてだ。