【社説】700万釣りブームの中で海上事故…セウォル号はすでに忘れたのか=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.12.04 10:41
大型海上事故がまた、発生した。昨日、仁川霊興島(インチョン・ヨンフンド)の沖合いで22人が乗った釣り船が給油船と衝突して13人が死亡、2人が行方不明になった。釣り船は午前6時に出港して9分目にして転覆した。海洋警察は釣りの潮時を合わせようと狭い水路を急いで通過しようとして事故が起きた可能性などに重きを置いている。
事故の原因究明だけでなく、迅速な救助システムが作動したかどうかも確かめてみるべきところだ。海洋警察救助ボートは事故受け付け33分で現場に到着した。出動指示に4分、準備に13分、移動に16分を使った。上部に報告して指示を受ける間、救助のゴールデンタイムを逃したのでないか気になる。現場中心のシステムが残念だ。救助ヘリコプターが事故1時間15分後に到着したのも疑問だ。気象条件のせいだとしても脆弱時間帯の勤務規律問題ではないのか、徹底して調査しなければならないだろう。