<2017与時斎フォーラム>北東アジア協力の最初のボタンは「都市連合」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.11.27 08:43
「2017与時斎(ヨシジェ)フォーラム」の出席者は北東アジア協力の最初のボタンとして「都市連合」を提示した。韓日中露が歴史・政治イシューなど国家間の問題で複雑に絡んでいる状況で、経済問題に関しては西海(ソヘ、黄海)-東海(トンヘ、日本名・日本海)-北極航路をつなぐ港湾都市を連合自由貿易都市にして解決しようという声が出てきた。26日午前に開かれた「都市連合時代の可能性」セッションでだ。
過去の国家中心時代には国家間の競争を通じて経済成長を図り、その果実が国民に向かった。しかし最近の北東アジアは国家間競争の果実よりも副作用が目立つ傾向だ。延世大政治外交学科のイ・ヨンホ教授は「北東アジアは過度に政治・安保をめぐる葛藤が激しく、国に隔たりが生じれば経済・文化・社会分野でも交流が減る。それで国家間関係に代わるものではなく補完する都市連合の役割が必要だという暫定結論に到達した」と述べた。