北朝鮮の休戦協定犯、平昌五輪参加の変数に
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.11.15 10:50
北朝鮮兵士の亡命と銃撃事件は13日午後3時15分に発生した。板門店(パンムンジョム)JSA警備大隊はこの日午後3時33分に状況報告を受け、1分後に青瓦台(チョンワデ、大統領府)、国防部、合同参謀本部などに伝えた。警備大隊は2分後の午後3時35分に現場に出動した。合同参謀部のソ・ウク作戦本部長はこの日国会国防委員会に出席し、「合同参謀本部で規定している『緊急状況報告』に該当する場合、(事件発生から)15分以内に(上部に)報告するようになっている」と説明した。
「緊急状況」と判断したという意味だ。青瓦台関係者は「軍の状況報告は国内にいる鄭義溶(チョン・ウィヨン)国家安保室長にすぐ報告され、鄭室長は状況をさらに把握した後大統領に報告した」と伝えた。状況報告と別に合同参謀本部は午後3時45分に状況評価会議を開きKF-16戦闘機を急派するなどの措置を取った。軍当局は南北の休戦協定違反の有無を監視する軍事停戦委員会にも午後3時48分に状況を通知した。