【現場から】THAAD解禁するや…韓国の観光業界、すでに中国人観光客誘致に浮足立つ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.11.09 15:15
今月7日、退社時間を前に韓国観光公社広報室が慌ただしくなった。限韓令以降、初めて大規模な中国団体旅行客(游客)3000人が来月末に訪韓するという便りがあるメディアを通じて伝えられたためだ。「まだ中国側からの反応はない」としていた観光公社は思いがけない朗報にすぐに確認に動いた。
しかしその30分後、ただのハプニングとして一段落した。中国支社を通じて確認してみると、当事者の中国側企業から「そのような計画はない」という回答が返ってきた。ウワサの震源地は中国河南省に本社を置く医療機器企業。同社はことし3月の「1万2000人訪韓説」の主人公でもあった。