<サッカー>韓国代表、苦難だらけの前途
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.10.17 11:22
スタートしてまだ3カ月余り。「申台龍(シン・テヨン)号」が座礁の危機に直面している。
7月4日に空席だったサッカー韓国代表の指揮官に申台龍(シン・テヨン)監督(47)が選任された当時、このような状況を予想する人はいなかった。2018ロシアワールドカップ(W杯)本大会の最後の峠だったアジア最終予選第9戦のイラン戦、第10戦のウズベキスタン戦の2連戦を得点なく引き分けで終え、問題が始まった。競技力に対する非難が強まり、グラウンドの外では「観客の声援のためコミュニケーションが取れない」という選手の発言や胴上げをして喜んだことが問題視された。W杯本大会進出を決めた日にはヒディンク監督(71)の再就任説「爆弾」が落ちた。2002年の郷愁と大韓サッカー協会(KFA)に対する不信感が重なり、波紋は津波のように申台龍号を直撃した。さらに欧州遠征2連戦も完敗で終わった。申台龍号は軌道に乗る前から根本が揺れる姿だ。