製造業の生産設備30%OFF…煙突vs非煙突の不均衡深化(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.09.25 11:29
21日に訪問した東仁川(トンインチョン)駅に近いS木材合板工場。仕事がなく機械の歯車は止まっていた。10年ほど前には注文をこなしきれず工場を24時間稼動した。しかしいまは仕事がある時だけ人材市場から人を求めて使う。この会社の代表のシンさん(68)は「仁川には合板・家具工場が多かったが人件費に堪えられずみんな海外に工場を移した。30年間工場を運営してきたが、もう閉める時になったようだ」と訴えた。S木材がある仁川の工業団地は韓国の輸出前進基地だ。しかし昨年仁川南洞(ナムドン)・朱安(チュアン)・富平(プピョン)国家産業団地の総輸出額は42億742万ドルで2015年より9.6%減少した。特に機械分野(41%)と鉄鋼(31.5%)の減少額が目立つ。これら産業団地の総生産額と雇用も減った。
韓国製造業の火花が鎮まっている。4-6月期の製造業平均稼動率は71.6%で前年同期比1.6ポイント下落した。製造業の生産設備10台のうち3台が遊んでいるという意味だ。金融危機直後である2009年1-3月期の66.5%以降8年3カ月ぶりの最低水準だ。