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中国のTHAAD報復でも輸出好調の韓国製品は?

ⓒ 中央日報日本語版2017.09.20 11:24
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韓国国内のTHAAD(高高度防衛ミサイル)配備で韓国に対する中国の経済的報復が続く中、中国への輸出が増えている製品もある。掘削機だ。

中国工程機械工業協会によると、今年1-8月の中国内の掘削機販売台数は8万5766台。すでに昨年1年間の販売台数(6万2913台)を超えている。今年1年間の販売台数は12万台に達する見込みだ。中国はインフラ投資が活発で、世界掘削機市場の3分の1を占めている。

 
こうした状況で韓国の掘削機企業がチャンスをつかんでいる。斗山インフラコアの今年の中国での販売台数は7163台と、昨年の販売台数(4649台)をすでに超えた。市場シェアも昨年の7.4%から今年上半期には8.6%に増えた。現代建設機械も今年1-8月の販売台数が前年同期比91.3%増の2665台となった。

大信証券のイ・ジユン研究員は朝鮮日報のインタビューで「中国西部地域の高速道路着工と北部地域の石炭採掘が増え、掘削機の需要も急増している」と述べた。斗山インフラコアの関係者は「地形や価格、燃費など中国現地の需要に合わせた新しい製品ラインナップを整え、市場シェアを回復している」と伝えた。

中国のTHAAD報復のため韓国の中国進出流通企業が撤収し、食品業界も苦戦しているが、中国が必要とする製品はTHAAD報復とは関係なく善戦している。

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