「山・川に囲まれたソウル、韓国人がよく知らない祝福」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.09.04 14:32
「2017ソウル都市建築ビエンナーレ」の総監督を務めているアレハンドロ・ザエラ=ポロ氏は「ソウルには数多くの宝物があるのに、我々はこれまでこれに気づくことができなかった」と述べた。先月30日、ソウル市庁市長執務室で行われた座談会でだ。この会には、ザエラ=ポロ氏と朴元淳(パク・ウォンスン)ソウル市長が同席した。エール大建築学科研究教授であるザエラ=ポロ氏は日本の横浜港大さん橋国際客船ターミナルなどを設計した著名な建築家だ。
2日、ソウル東大門(トンデムン)デザインプラザ(DDP)で開幕した都市建築ビエンナーレは1980年にイタリア・ヴェネツィアから始まった。ソウルで開かれるのは今回が初めてだ。ソウルビエンナーレの主題は「共有」と「都市再生」だ。ソウル市は2015年1月都市再生本部を発足させて積極的に都市再生政策を推進してきた。都市再生の核心は撤去・再開発ではなく、地域固有の歴史性と個性を生かす開発だ。ソウル駅高架を公園として再誕生させた「ソウル路7017」事業と世運(セウン)商店街再整備などが代表的事例としてビエンナーレで紹介されている。座談会でも都市再生についての話が頻繁に行き来した。