爆発事故が発生した国産K-9自走砲、2009年から故障続発=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.08.21 10:14
韓国軍の「名品」武器と見なされてきたK-9自走砲の18日の射撃訓練事故について、軍当局が20日、自走砲内で火炎が発生したと明らかにした。
軍当局によると、事故が発生した自走砲には訓練当時5人の乗務員と安全統制官2人の計7人が搭乗していた。軍当局が負傷者の陳述をまとめたところ、2発を撃って3発目の発射待機状態で自走砲内部の閉鎖機から突然煙が発生したという。このため安全統制官のイ中士が「待機、待機」と叫んだ瞬間、装薬が爆発して砲弾が発射され、火炎が発生したという。閉鎖機とは砲射撃をする前に砲身を密閉する装置。これのため発射後に火炎と煙は自走砲の内部には漏れない。閉鎖機が作動しなければ砲弾を発射できないのが正常だ。