父親は韓国代表、息子は日本代表…「我らラグビー一家」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.08.03 09:00
隣国・日本はラグビー熱が高い。単一種目大会ではサッカーワールドカップ(W杯)に次いで2019年ラグビーW杯を招致した。日本は伝統的なラグビー強国でもある。「ラガーマンは強くて忠実」という認識のおかげで就活の面接でもラグビー選手出身者は加算点を受けるという。
世界10位圏を守っている日本のラグビー国家代表チームには韓国人選手がいる。身長183センチ、体重122キロのタンクのような体格を備えたク・ジウォンさん(23、ホンダ)だ。ジウォンさんは8人が組むスクラムの一番前で相手選手と直接ぶつかり合う「3番」(タイトヘッドプロップ)を担っている。昨年、日本ラグビー代表チームに抜てきされたジウォンさんはそうそうたるメンバーの間で抜群のスタミナと闘志を前面に出してスタメンを狙っている。