【コラム】文在寅大統領はもっと「堕落」してもよい(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.07.17 15:56
文在寅(ムン・ジェイン)政権の青瓦台(チョンワデ、大統領府)では、1週間を開始する首席秘書官・補佐官会議が午後2時に開かれる。執権初期にはやるべきことが山積しているが、なぜこのようにするのか。青瓦台の関係者は「大統領が月曜日朝に会議を開けば前日の日曜日に休めないと言ってそう決めた」とし「まだ日曜日も昼ごろに出勤しているが、時間が経過すれば日曜日の休業が定着するだろう」と話した。
文大統領は盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権の青瓦台で民情首席秘書官・市民社会首席秘書官・秘書室長を務めた。未明に起きて朝の会議を開き、夜遅く寝ることが多かった。いつも「限界容量」を超過し、会議の途中に眠気に襲われることもよくあった。アレルギー治療薬を服用する文喜相(ムン・ヒサン)秘書室長、酒の席が多かった柳寅泰(ユ・インテ)政務首席秘書官と鄭燦龍(チョン・チャンヨン)人事首席秘書官も時々うとうとしていた。文大統領は「2人きりで対話中に眠気に襲われることも何度かあった」と告白した。青瓦台勤務初年度に体重が10キロも増えて血圧が上がった。歯が10本も抜け、インプラント手術を受けた。月曜日午後の会議は参謀の労働の強度をよく知る大統領の人間的な配慮の結果だった。