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「G-DRAGON USB」は音盤か否か(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.06.21 14:55
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G-DRAGONのUSBアルバム『KWON JI YONG(クォン・ジヨン)』(写真提供=YGエンターテインメント)
事実、このような論争は新しいメディアが誕生するたびに起きていた。路上から聞こえる歌がイコール流行曲の指標だった1990年代には、カセットテープが音盤産業の核心だったし、2000年チョ・ソンモが2.5thの『茨』と3rdの『ご存知ですか』で年間350万枚のセールスを記録していた時はカセットテープとCDが混在していた時代だった。主要音盤会社と音源サイトを総括した集計は2010年2月にガオンチャートが始まってから可能になったため、まだ満7年しか経っていない。

これは音盤産業の変化に伴う必然的な変化でもある。米国ビルボードは2012年YouTube(ユーチューブ)でセンセーショナルを巻き起こした歌手PSYの『江南(カンナム)スタイル』のミュージックビデオをめぐり、これをチャートの指数に加えるかどうかで大きく悩んだことがある。結局、ビルボードは段階的変化を選んだ。従来のアルバムセールスと放送回数にストリーミングとダウンロードを追加し、翌年はYouTubeの再生回数までその範囲を拡張させた。ビルボードはコラムを通じて「G-DRAGONが韓国のチャート史における不遇の犠牲者になりかねない」とし「形態が何にせよ、販売量が集計さえできればビルボードチャートには反映される」と明らかにした。

 
リアルタイムでの再生が可能な環境は、音楽をダウンロードして聞くことからストリーミングで見ることへ、その概念そのものを変えた。音楽を見たい者にとっては、高品質の音楽を備えた音源サイトよりも音楽サバイバル番組『プロデュース101』メンバー数に合わせて個人別に直接撮影して供給するネイバーTVがより優れたプラットホームになる可能性もある。音楽評論家のソジョンミンガプ氏は「すでに音楽はメロディとサウンドの組み合わせで消費されるようなコンテンツではない」とし「音楽を収録する形式の変化によって本質も変化してきている状況なので、音楽チャートも現実を反映するべきだ」と指摘した。

デジタル技術の発展により、音楽消費プラットホームは日々多様化している。iPhoneやiPadユーザーはiTunesで、デジタル環境で個別の音源でなく音盤単位で所蔵したい人はBainil(バイニール)で、音楽をSNSのように共有したい人はSoundCloud(サウンドクラウド)で音楽を聞く状況だ。

このようにデジタル音源をさまざまなプラットホームで消費するようになり、各音源を集めたアルバムがグッズ的な性格を帯びるようになったのも大きな変化だ。たとえば1stアルバム『XOXO』から3rd『EX’ACT』に至るまでトリプルミリオンセラーを達成した「音盤強者」ことEXO(エクソ)もグッズ性の強いリパッケージアルバムをなくしてはこのような記録を打ち立てることができなかったという指摘だ。

デジタル音楽環境という世界的トレンドとは違い、ガオンチャートによると、韓国内の年間レコード販売枚数は2012年720万枚から昨年1080万枚に増加している状態だ。

アイドル専門ウェブマガジン『Idology 』のミミョ編集長は「アイドルの音盤領収書はファンサイン会の応募券になる。人気アイドルの場合、50枚買っても入場できない場合が多い」とし「産業インフラに比べて高い音盤販売枚数はこのため」と分析した。引き続き「レコードフェアに行ってLP盤を買えばUSBをつけてくれる状況で、音盤として認めるかどうかをめぐって議論になること自体が旧時代的」としながら「むしろ該当グッズ3万7000ウォン(約3600円)という高い価格につり合わないコンテンツを含んでいることのほうが議論の核心になるべきではないか」と付け加えた。


「G-DRAGON USB」は音盤か否か(1)

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