【取材日記】駐国連韓国代表部の沈黙
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.05.26 13:08
最近顔見知りの日本人記者から電話があり、畳みかけられた。「韓国が国連で中国と手を結んだのか。昨日の友が今日の敵になったようで当惑している。」今月23日の国連安全保障理事会で開かれた緊急会議に関する話だ。この日の会議で米国と英国・フランス・日本などは北朝鮮ミサイル発射に対して追加的な制裁案を作ろうと主張した。しかし中国が「対話で解決しなければならない」と反対し、失敗に終わった。
日本人記者の誤解を招いたのはこの日の韓国の態度のためだった。これまで大小の北朝鮮の挑発の度に韓国は米日大使とともに記者会見を行い、強力な追加制裁を要求してきた。しかし、この日の韓国代表部は突然姿を見せずに沈黙を貫いた。そのため、一部では制裁より対話に比重を置いている新政府が立ち上がってから顔色を伺っているのではないかという指摘が出た。