東海のイカも絶滅させる中国の漁船
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.04.25 09:00
中国の漁船が北朝鮮の東海(日本名・日本海)で操業した後、東海岸の代表的な魚種であるイカの漁獲量が3分の1に減ったことが分かった。韓国銀行江陵(カンヌン)本部が最近まとめた「江原(カンウォン)地域漁業現状と発展案」によれば、中国漁船が北朝鮮の東海水域で入漁契約を締結した2004年以降、毎年中国漁船の操業が増加することでイカの漁獲量が大きく減少したと集計された。
2004年当時、操業を始めた中国の漁船は144隻だった。この時期に江原地域におけるイカの漁獲量は2万2243トンだった。だが、2010年、中国の漁船が578隻に増え、江原地域におけるイカの漁獲量は1万6705トンに減った。2012年には中国漁船の操業が1439隻と、より増えることで江原地域におけるイカの漁獲量は2004年の半分にも至らない1万746トンに急減した。