韓国元外交部長官、07年国連人権決議前の「北の意見」公開
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.04.21 16:38
宋旻淳(ソン・ミンスン)元外交通商部長官(在任期間2006年12月-2008年2月)は、盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権当時の2007年11月に国連北朝鮮人権決議案の表決をめぐり「当時の金万福(キム・マンボク)国家情報院長が北から連絡を受けた内容を整理した」として文書を公開した。
宋元長官は20日、中央日報の単独インタビューでこの文書について「ASEANプラス3会議のためシンガポールに出国した盧大統領が2007年11月20日午後6時50分、自分の部屋に私を呼び、『人権決議案に賛成するのは南北宣言違反』という内容が入ったメッセージを見せた」とし「ソウルにいた金万福国家情報院長が北から受けた内容をシンガポールにいる白鍾天(ペク・ジョンチョン)安保室長に伝えたものだった」と説明した。