【コラム】中国に一発食らわせる特許がほしい=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.04.10 13:05
歴史的な会談というトランプ米大統領と習近平中国国家主席の会談が終わった。ところが私たちが待っていたすっきりとする知らせはない。北朝鮮の核に対し危機状況だという点を相互認識し、協力して解決することにしたという。10年前から聞いている話だ。そして中国のTHAAD報復に対しては明確な言葉がなかったことから見て、議論されていないとみられる。13億人の中国と力で戦って勝つこともできず、お金で戦って勝つこともできない境遇なので本当に恨めしい。中国の急所を刺す何か一発がほしい。
「いつもやってきたことをすればいつも得ていたものだけ得る」。近代経験論の先駆者とあがめられる17世紀の英国の哲学者フランシス・ベーコンが残した名言だ。人々はよく行動は同じにしながらも結果は異なることを期待する矛盾の中に暮らす。勉強はしなくても成績がよくなることを期待する学生たちのようにだ。国家政策も別段変わるところはない。大統領選挙候補も多少の差はあるが、だれもが雇用を話し、ベンチャーと創業、革新生態系、国家成長を話す。前回の大統領選挙でも、前々回の大統領選挙でも似たような公約が掲げられ、5年、10年が流れたが1人当たり国民所得は依然として2万ドル台に閉じ込められている。