【時視各角】弾劾審判後の分裂がもっと恐ろしい=韓国(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.02.28 11:18
もちろん、状況が厳しいからと言って手放しているわけにはいかない。外国の対応を参考にする必要がある。ブレグジット(Brexit)で国論が分かれた英国ではテリーザ・メイ首相が先頭に立った。メイ首相は就任直後、離脱派はもちろん残留派まで網羅する内閣を作った。不偏不党の政策で民心の統合を試みたものだ。
宗教指導者も一肌脱いだ。英国聖公会のジャスティン・ウェルビー・カンタベリー大主教はもちろん、初のイスラム系ロンドン市長であるサディク・カーン氏も宗教的寛容にともなう協力を力説している。